導入事例

昨年6月から「toiroworks」をご利用いただきありがとうございます。最初に、導入の背景を教えていただけますか？

母集団形成方法の１つとして「toiroworks」へ可能性を感じたからです。以前、当社は、CUBICの適性検査を導入していたため、どのような分析データが出てくるのかは理解していました。したがって、最初に金子さんから「toiroworks」をご提案された時、その「CUBIC」の適性診断を活用して、企業と学生の相性を見ながらマッチングするという仕組みは、非常に面白いと感じました。

けれども、どれ位の学生からエントリーをいただけるか読めない部分はありましたので、導入には迷いもありました。そんな時、金子さん（toiroworksの営業担当）から成果報酬プランでご提案いただけましたので、安心して導入することができました。

弊社の金子が御社のサポートをさせていただきましたが、金子の対応はいかがでしたでしょうか？

システムの使い方で分からない点や新しい機能が出てきた時は、電話で質問させていただきましたが、いつも迅速に丁寧に教えてくれました。そのため、導入から利用までスムーズに行なうことができました。

4月には「toiroworks」にて内定をお出しいただきありがとうございます！23卒の採用活動は、いかがでしたか？

4月下旬という就活の早い時期ですが、おかげさまで目標の新卒採用枠はほぼ充足しそうという状況です。

素晴らしいですね。貴社は、どのような基準で、新卒の学生を見ているのでしょうか？

当社のSEは、システム開発の上流から下流までの全ての工程に携わるため、「プログラミング」は業務の中で、外せない要素です。上流工程に上がるにつれ、業務もプログラミングからプロジェクトマネジメントする立場になり、実際にプログラミングをする機会は殆どありませんが、プログラミングについての知見がないとプロジェクトにかかるコストや期間、人数などを見積もることができません。

一方で、プログラミングなどの技術的な要素だけではなく、お客様と会話をしながらシステムを構想することも必要であることから、コミュニケーション力も重要視しています。これらの素養がある方を採用しています。

文系、理系、情報系などは問わず募集をしていますが、共通点は「物事を論理的に捉えられること」です。一貫性を持って、論理的に話ができるかどうかを面接では見ています。

最近は、DXというバスワードなどもあり、IT業界が学生から注目されていて、沢山の方からエントリーいただくのですが、上述の通り、実際にプログラミングを仕事とすることを理解していて、本当にITを学ぶことに対して意欲的かどうかも重要視しています。

例えば、基本情報処理やITパスポートなど様々な資格がありますので、そのようなものを事前に読んで理解した上で面接に臨まれていると、当社に入社した後も、ミスマッチなく働けるだろうと思えますね。

ありがとうございます。では最後に、新卒採用担当者に対して、アドバイスをお願いします！

櫻井さん：

採用業務に6年以上携わる中で常に意識していることは、、前年が上手くいったからと言って翌年も同じことを、繰り返すだけでは失敗に繋がるということです。「ダイレクトリクルーティング」という採用手法は、新たな領域として確立され、徐々にメジャーになりつつありますが、当社は2015年から利用を開始して7年が経過しています。

他社と同じことをやっていても差別化できないので、当社はIT力の高さを活かして、常にアンテナを張って、新しいことに取り組んでいますが、それこそが当社の採用の成功の秘訣なのではないかなと思います。直近で利用を開始した「toiroworks」も然りです。例えば、「早期離職を解決してくれる」など、自社が抱える採用課題の解決に繋がるツールがあったら、積極的に導入することをお勧めします。試してみなければ、分かりませんよ！

各務さん：

前職で、中途採用の担当をしていた時、第2新卒枠がここ5年で非常に増えていると実感しました。だからこそ、今新卒採用を担当していて、学生の皆様にはミスマッチなく、ご入社していただきたいという思いで取り組んでいます。

実際、当社の内定者に話を聞くと、「何度も何度も人事の方に質問ができる場があった」、「役員クラスでも、丁寧に質問に応えてくれる雰囲気だったので質問しやすかった」などの声が上がってきます。

しっかり学生の皆様に納得いただいた上で、内定承諾いただいている場合が多いため、結果として、新卒採用活動が上手くいっているのではないかなと思います。

学生たちの企業選びは、「大手だから安心」「ITだから安定」など、表面的な理由が多いと思いますが、面接の中で、その先の本音の部分（過去・現在・未来）を掘り下げていくことが、とても重要だと思っています。この談話を通して、「この業界が合っている」「合っていないな」など本音に気づかせてあげることが私たち採用担当者の使命であり、採用活動をよりよくする秘訣なのではないでしょうか。一緒に採用活動頑張りましょう。